ConoHa Wingとエックスサーバの違いは?どちらがお得に使えるか

ConoHa Wingとエックスサーバの違いは?どちらがお得に使えるか

有料レンタルサーバ界を牽引する ConoHa Wingエックスサーバーを比較してみました。

初めてレンタルサーバを利用する方にとっては、ConoHa Wing とエックスサーバーの違いが分からなければ、どちらを選ぶべきか判断出来ないかと思います。
これからブログを始めようと考えている方が、どちらを選ぶべきか決められるように、それぞれのメリット/デメリットをまとめました。

この記事では、ブログを開設するという視点で、価格やスペックなどの具体的な違いを比較を行いました。

 

Conoha Wing とエックスサーバーの違いは?

価格

エックスサーバーConoHa Wing の 12ヶ月プランの価格比較表です。

プランエックスサーバーConoHa Wing
初期費用3,000円無料
ドメイン無料無料
x10(エックスサーバー) / ベーシック(ConoHa Wing)12,000円10,260円 (855円/月)
x20(エックスサーバー) / スタンダード (ConoHa Wing)24,000円23,400 (1,950円/月)
x30(エックスサーバー) / プレミアム(ConoHa Wing)48,000 円46,800 (3,900円/月)

ご覧の通りどのプランにおいても ConoHa Wing は、エックスサーバーよりも安価に利用できることが分かります。
更に ConoHa Wing は、初期費用まで無料です。

 

スペック

エックスサーバーConoHa Wing のスペック比較表です。

プランエックスサーバーConoHa Wing
転送量
x10(エックスサーバー) / ベーシック(ConoHa Wing)600GB/日18TB/月
x20(エックスサーバー) / スタンダード (ConoHa Wing)800GB/日24TB/月
x30(エックスサーバー) / プレミアム(ConoHa Wing)1000GB/日30TB/月
ディスク
x10(エックスサーバー) / ベーシック(ConoHa Wing)300GB300GB
x20(エックスサーバー) / スタンダード (ConoHa Wing)400GB400GB
x30(エックスサーバー) / プレミアム(ConoHa Wing)500GB500GB

転送量について

転送量の単位は違いますが、18TB は日計算すると 1日あたり 600GB となり、エックスサーバーと変わりません。
ただし、600GB いかない場合は翌日以降の転送量としてストックできると考えると ConoHa Wing に軍配が上がります。

転送量について

 

ストレージについて

ディスクサイズについては、エックスサーバーConoHa Wing の容量は同じで違いは無いように見受けられます。
ただしエックスサーバーは、オールNVMe に対して ConoHa Wing はオールSSD です。
オールNVMe は次世代の SSD 規格のため、エックスサーバーConoHa Wing より高速だと思われます。

 

CPU とメモリの比較

よくメモリや CPU を比較しているサイトがありますが、あまり参考になりません。
と言うのも公式サイトに書かれている情報は、複数のサーバで共用している CPU やメモリとなり利用者数によって専有できる量が変わります。

 

スペックの総評

ブログを1つ開設する程度であれば、x10 や ベーシックプランで十分なスペックです。
色々なサイトでレスポンス速度を比較されていますが、実際には時間帯によっても異なり、比較がしづらいポイントです。
ConoHa Wingエックスサーバーもどちらも高レスポンスであることに違いありません。

比較した例が、ブログサイトに掲載されていますが、ConoHa Wing と エックスサーバー のレスポンスは同等と言う結果も多く見受けられます。

 

契約・プラン体系について

ConoHa Wing  とエックスサーバーは、双方 3数ヶ月以上から契約することができます。

ConoHa Wing については、「通常プラン」で契約すると値段が上がってしまいますが、1時間単位で利用する事ができ、融通が効く印象です。
価格は 1時間 2円となり、お試しで使ってみるには良いプランとなります。

また、ConoHa Wing はプランの切り替えもすぐに変更できるメリットがあります。
エックスサーバーは、翌月からの変更となります。

お試し期間 vs 31日無料

エックスサーバーは 10日間の無料お試し期間があります。
対して ConoHa Wing は、「通常プラン」で契約すると 31日間無料で利用できます。
ちなみに ConoHa Wing は、最低利用期間が無く、いつでも解約できます。

お試し期間 vs 31日無料

 

運営の比較

ConoHa Wing は、2018年から始まった比較的新しいサービスで、GMO グループが提供しているサービスです。
GMO はテレビの CM でも目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

GMO はエックスサーバーよりも大きな会社で、サービスとしては新しいものの昔からレンタルサーバを提供しており信頼性も高い企業です。
証券などのサービスも展開しており、セキュリティ的にも安心できます。

対してエックスサーバーは会社の規模は GMO に劣りますが、10年以上続いているサービスと言う安心感があります。

新しいものを選ぶか、老舗を選ぶかなので、完全に好みになるかもしれません。

 

ブログの開設は簡単

以下はConoHa Wing とエックスサーバー共通です。
どちらもブログ解説に関わることですが、利用するにあたって困ることはないでしょう。

  • ドメインはどちらも無料
  • WordPress のインストールが可能

ブログの開設は簡単

 

どちらを選べば良いのか?

スペックはほとんど変わりませんが、価格は ConoHa Wing の方が安いため、特別な理由がない限り ConoHa Wing で良いかと思います。

ハードディスクは、理論上エックスサーバーの方が高速ですが、ウェブサイトと言う特性として頻繁にディスクへの書き込みが発生するものではありません。そのため、ボトルネックはハードディスクよりインターネット回線となり、ハードディスクによるエックスサーバーの優位性は薄れます。

WordPress を使った有料ブログの開設に関して書かれているサイトを見ると、エックスサーバーを紹介しているサイトが多々ある状況です。
そのため、これからブログ開設を検討している人は、ConoHa Wing と言う名前が聞き慣れず、「安心して使えるの?」と思われるかもしれません。

しかし、この状況を生んだのは、2018年までエックスサーバーが完全一強だったためです。

 

今は ConoHa Wing というエックスサーバーのライバルがいるのですが、その情報に追いつけていないサイトが多くあります。
ConoHa Wing もサービス開始から 3年経っていますし、十分信用できるようになっています。

1点エックスサーバーが大きく勝っているのは、ConoHa Wing よりネット上にあるノウハウが多いことです。
ただし、今後は ConoHa Wing ユーザも更に増えると思われるため、時間の問題になるかと思われます。

実際に私も ConoHa Wing を使い始めましたが、管理画面も分かりやすく使い勝手の良いサービスなので、ブログ初心者にもおすすめします。

ConoHa Wing へアクセス

 

初心者には Conoha Wing がおすすめな理由を以下の記事にまとめています。

初心者がブログ開設するならConoha Wingがコスパ最強