料理好きだけどズボラな人間が「ホットクック」を選んだ理由

料理好きだけどズボラな人間が「ホットクック」を選んだ理由

今話題のほったらかし調理ができる「ホットクック」を購入しました。
「ホットクック」は、電気圧力鍋が更に多機能になったような商品です。

まず私と言う人間は、美味しいものが好きで料理をしますが、出来るだけ自分の手を動かしたくない一人暮らしをしている人間です。
そんな私が「ホットクック」を利用してどの様なことを感じたのかレビューさせて頂きます。

 

 

製品ごとの違い

今回、私は「KN-HW16DW」を買いました。
製品名の最後のWホワイトの意味で、その他に「R(レッド)」、「B(ブラック)」があります。
数字の「16」は、容量が 1.6リットルであることを示しており、他には 1リットル2.4リットルの商品が販売されています。

1リットルは1~2人用、1.6人は2~4人、2.4リットルは2~6人用とされています。

 

2020年2月時点の最新機種は「KN-HW16E」となります。

1.6リットルの EシリーズDシリーズの大きな違いは、「ヘルシオデリ」が使えることです。「ヘルシオデリ」はシャープが提供している料理に必要な食材が送られてくるサービスです。
Eシリーズのホットクックでは、本体で作りたいメニューの食材を注文できる QRコードが表示できるそうです。スマホで QRコードを読み取り注文できます。
ヘルシオデリ

その他の大きな違いとしては、無線LAN接続用のアプリを使用して初期設定ができるとのこと。

「ヘルシオデリ」は、ウェブサイトやスマホのアプリから注文することもできるため、私は安くなっていた型落ちの機種を選びました。
また、無線LAN接続は本体だけの操作では少し面倒でしたが、最初の 1回だけなので大きな問題はありません。

ちなみに、2.4リットルの E シリーズでは、前の型で利用できなかった「煮詰め」「火加減」の設定ができるようになっています。
「煮詰め」は、蓋を開けたまま加熱できる機能です。
「火加減」は、強火、中火、弱火から設定できます。
上記の機能は、1.6リットルのDシリーズから利用できた機能です。

 

作れるメニューについて

最新の Eシリーズでは、138種類ものメニューが最初から登録されています。
型落ちの製品では、最初に登録されているメニューが少なくなります。

ただし、無線LAN につなげてしまえば、対応しているメニューをダウンロードできます。
メニューは随時更新されて増えていくため、型落ちでも最新にメニューを作れたりします。
アプリ上で最新のメニューを確認して、ホットクックに送信できます。
ホットクック メニュー送信

 

1リットルのシリーズでは、鍋の中を混ぜる機能がありません。
そのため、炒める調理ができなかったりなど、ダウンロードできないメニューがあります。
その変わりに「下段で煮込み料理」、「上段で蒸し料理」ができ、同時 2品の調理ができます。

ホットクック上下二段調理

 

 

他社製にしなかった理由

ティファール クックフォーミー

保温時間が 5時間、味が薄いとのこと。
味が薄いのはさじ加減によりますし、ホットクックも自分の好みの味に近づけるには工夫が必要です。
しかし、保温時間は長いほうが良かったので、12時間保温できるホットクックに軍配があがりました。

Panasonic 時短なべ

下ごしらえ、加圧、煮込み等の各工程でボタンを押す必要があるようです。
出来るだけ楽をしたいので、候補から除外しました。

 

ホットクックの手入れのしやすい工夫

ホットクックの手入れのしやすい工夫
炊飯器をイメージすると分かりやすいと思いますが、赤く丸を付けた部分に水滴が溜まります。
これを放置すると汚れが目立ちますよね。
ズボラだけど綺麗にはしたいと思っている方は多いと思います。

ホットクックは赤く丸を付けた部分だけを簡単に取り外せます。
水滴が溜まったら、取り外して流したり洗うことができます。

 

鍋に取っ手が付いている

鍋に取っ手が付いている
インナーの鍋のサイドに取ってが付いています。
そのため鍋が暑いうちに鍋ごとテーブルに出すことが出来ます。
また保存容器に一気に料理を流し込むことも可能です。

ズボラ人間の私としては、サイドに取ってが付いている点は、かなりありがたいと感じました。

余談ですが、本体と電源ケーブルはマグネット式のコネクタとなります。
そのため、簡単にホットクックごとテーブルへ移動することができます。
ホットクックごとテーブルへ移動すると、料理が冷めにくいと言うメリットがあります。

 

蓋の部分の混ぜる装置の使い心地

蓋の部分の混ぜる装置の使い心地
蓋の部分に付いている黒い装置が、鍋の中を混ぜてくれる装置です。
ワンタッチで取り外しできるので、洗にくさは低減できているように思います。

温め直しの際に、混ぜる機能を使うと焦げにくくて良いと感じました。
この装置によって炒め料理もできるため、料理の幅は広がります。

 

まとめ

料理の醍醐味は自分の好みの味を再現できるかです。
デフォルトレシピでは、味が好みのものになるかは分からないので、味見をして何を足したり減らせばより美味しくなるか判断が必要です。

仮にデフォルトレシピの味が気に入らなくても、無水調理用のレスピを調べて応用すれば、誰でも簡単に時短料理ができます。

ホットクックの機能が使いこなせるかですが、慣れが必要ですがさほど難しくは無いと思います。
レシピどおり作るのであれば、食材を切ってボタンをポチポチするだけなので本当に簡単です。

火加減をみたりキッチンに張り付いている必要はないため、手軽に料理ができます。
手入をしやすい工夫もあり、個人的には満足できる商品でした。