私が4Kテレビを買わなかった理由

私が4Kテレビを買わなかった理由

巷では「オリンピック前に 4K テレビに買い換えよう」と言う話をよく聞きます。
私も大画面テレビが安くなってきたので、そろそろ買い換えようと 4K テレビに注目していました。

ドンキホーテ『ジェネリックREGZA(LE-5060TS4K)』、ノジマ『ELSONIC(ECS-TU49R)』、ゲオ『グリーンハウス(GH-TV50A-BK)』などの格安4Kテレビが続々出てきています。
この価格帯のテレビは HDR に対応していないので安いとネットでよく言われています。

4Kテレビ

今回 HDR は触れず、4Kテレビを買わなかった理由を用途別に記載します。

 

ゲームをする

PS4
私の家にあるゲーム機は PS4 です。
PS4 は 4K に対応していません
4K 画質を楽しむのであれば、疑似 4K に対応している PS4 Pro に買い換えなければいけません。
疑似 4K は 4K より画質が劣り、フルハイビジョンより勝る画質です。
また近い将来、完全なる 4K に対応するプレイステーションシリーズが発売される可能性もありますし、何よりテレビと一緒に買い換えるとなると予算オーバーです。

また、Nintendo switch も 4K に対応しておらず、フルハイビジョン画質までです。
現状完全に 4K 画質に対応しているゲーム機は存在しません。

 

ネットで動画ストリーミングサービスを利用する

Hulu, U-NEXT 等、各サービスが少しずつ 4K のストリーミングサービスを開始しています。
4K テレビを購入して一番恩恵が受けられるのは、ストリーミングサービスだと思います。



ただし、格安 4K テレビ自体にはストリーミングサービスを観る機能はありません。
ストリーミングサービスを 4K 画質で楽しむには、PS4 Pro 等が必要です。
Hulu, U-NEXT 等を Chromecast の場合は Chromecast Ultra が必要です。
Amazon Prime ビデオを Fire TV で観るなら Fire TV 4K Ultra HD が必要です。
PS4 Pro も色々なサービスを観れますが、先程記載したとおり疑似 4K画質となります。
Chromecast Ultra や Fire TV 4K Ultra HD  PS4 Pro 買うほどではありませんが、やはりここでもコストはかさみます。

 

 

地上波のテレビを観る

「オリンピック前に 4K テレビ」は地上波を想定している人が多いでしょうが、地上波の放送は 4K テレビの放送予定はありません。
これは日本のチャンネル幅に空きがなくどうしようもないことで、すぐに対応できる問題ではありません。
なので、いま販売されている 4K テレビにも、4K 放送を受信するチューナーは付いてません。
現状は地上波の放送を 4K テレビで観ることは絶対にできません。

BS, CS は 2018年12月から 4K 放送を観れるようになるようです。
こちらを契約してオリンピックを観る予定であれば 4K テレビを買ってもいいでしょう。

 

また、PS4 Pro + nasne のアップデートコンバータをすれば疑似4K に近い画質で地上波を観れると思われます。
テレビ自体にアップデートコンバータが搭載されているテレビもありますが、少し値は張ると思います。

 

Ultra HD Blu-ray や 4K対応カメラで撮影した動画等を観る人にはオススメできるかもしれません。
が、こちらもまた購入するにはそれなりのお値段となります。

 

いずれの用途にしてもテレビ以外の周辺機器にコストがかかります。
調べてみるとテレビのパネルだけ 4K となっても、ソースが追いついていない印象です。

 

格安 4K のおかげでフルハイビジョンが更に安く手に入るようになったので、私は フルHD のテレビに買い換えることにしました。
個人的な見解ですが、参考になれば幸いです。

 

お勧めのフルハイビジョンテレビ