IFTTT未使用、Nature remoの「シーン」を活用してGoogle Homeからエアコンのタイマー、風向きを設定する
- 2019.08.19
- Google Home
- Nature Remo, Google Home, エアコン, タイマー, 風向
Nature remo で自動読み取りされた設定だけでは、「エアコンのタイマー設定」や「風向きの変更」を行うことができません。
そのため、Google Home で「Nature remo Smart Home 連携設定」を行うだけでは、音声操作することが難しいです。
「エアコンのタイマー設定」や「風向きの変更」は、これまで IFTTT → Nature remo → Google Home と言う流れで連携していました。
現在は Nature remo と Google Home だけで音声操作が可能となります。
この記事では、その設定方法についてまとめました。
この方法は Nature remo に登録しているその他の家電にも応用できるので、是非活用してみてください。
設定の概要
Nature remo の「シーン」で特定の操作を作成
シーンの設定では Nature remo で管理している複数の操作を同時に行うことも可能です。
もちろん 1つの操作だけでも問題ありません。Google Home で Nature remo Smart Home 連携を行う
Nature remo Smart Home 連携設定を行います。
この設定を行うと「Nature remo を使って」と言う音声コマンドを省略できるようになります。
既に設定済みの場合は、スキップしてください。連携を行うと Nature remo で「シーン」を登録することにより、Google Home のデバイス内で「シーン」として認識されます。
これにより「OK Google、”シーン名”をつけて」と喋りかけると、音声操作が行なえます。Google Home の「ルーティン」を活用して任意の音声コマンドで操作する設定を追加
ここまでの設定だけでは「OK Google、”シーン名”をつけて」、「OK Google、”シーン名”をオン」で話しかける必要があります。
Google Home の「ルーティン」を活用することで、任意の音声コマンドで実行できます。
例えば「エアコンの風向き」のようなシーンを作った場合、「掃除して」だけで実行することができます。
Nature remo の「シーン」設定
Nature remo で「エアコンタイマー」と「エアコン風向」のようなシーンを作成します。
以下は設定例です。
シーン作成を行う前に、Nature remo に家電を登録し、リモコンのボタン(コントロール設定)を登録しておく必要があります。
リモコンボタンの登録は、自動で読み取り設定されるエアコンデバイスとは別の項目で作成しておく必要があります。
シーンの詳しい設定方法は以下の記事を御覧ください。
Google Home で Nature remo Smart Home 連携
- Google Home アプリを起動する
- [その他の設定] をタップ
- [スマートホーム] をタップ
- [+] をタップ
- [Nature remo Smart Home] をタップ
- [許可] をタップ
- [登録済みのエアコン] を選択して [次へ] をタップ
追加したいデバイスがない場合は [☓] をタップ
- [追加する家] を選択して [次へ] をタップ
- [追加する部屋] を選択して [次へ] をタップ
Google Home にシーンが登録されているか確認
- [その他の設定] をタップ
- [スマートホーム] をタップ
- Nature remo で登録したシーンが追加されていることを確認
以降は Nature remo でシーンを作成/変更削除されると自動で Google Home に反映される
Google Home で「ルーティン」を設定
- [その他の設定] をタップ
- [ルーティン] をタップ
- [+] タップ
- 以下のように入力する
エアコンのタイマーと風向きで 2種類のルーティンを追加する
エアコンのタイマーを設定する場合の例
こう言ったとき:「エアコンのタイマーを設定」、「エアコンのタイマーを設定して」、「エアコンのタイマーをセット」、「エアコンのタイマーをセットして」
Google アシスタントによる操作:エアコンタイマーをつけて
エアコンの風向きを変更する場合の例
こう言ったとき:「エアコンの風向きを変更」、「エアコンの風向きを変えて」
Google アシスタントによる操作:エアコン風向きをつけて
「こう言ったとき」と「Google アシスタントによる操作」は複数入力できます。
なので複数のトリガー、複数のコマンドを順に実行が行えます。
上記は掃除を開始する例なので、掃除終了のルーティンを別で作ると良いでしょう。
最初に記載しましたが、Nature remo で管理している他の家電にも応用できます。
まとめ
IFTTT を使わないことにより、音声操作のレスポンスが良くなったように感じます。
ご紹介した内容を活用すれば、Nature remo に登録したあらゆる家電か簡単にスマート家電化し、音声操作することができます。
部屋のなかを移動しながらや、子供の世話をしながら、体に不自由を感じてる際は、ありがたさを実感できます。
今後も快適なスマートホームを作る方法をご紹介していきたいと思います。
スマートスピーカー対応のエアコンに買い換えるのは現実的ではないので、Nature remo やラトックシステムなどのスマートリモコンを購入すると安価に対応できます。
ちなみに、スマートスピーカー対応のエアコンとしては、ダイキンの「うるさら7」「risora」「ココタス」、富士通の「ノクリア」があります。
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