Noble AudioのFALCONは、全てが揃ったお手頃完全ワイヤレスイヤホン

Noble AudioのFALCONは、全てが揃ったお手頃完全ワイヤレスイヤホン

Noble Audio の FALCON と言う完全ワイヤレスイヤホンを購入しました。
FALCONは、2019年10月頃クラウドファンディングで注目を集めた製品です。

FALCON を実際使ってみると驚くほど使いやすくストレスフリーなイヤホンでした。
この記事ではその理由を具体的にまとめました。

まずは、なぜ注目を集めたのか解説させて頂きます。

 

なぜクラウドファンディングで注目を集めたのか?

Noble Audio は、プロも愛用するオーディオメーカーです。
そのため高いイヤホンは、20万円を超える商品もあり、そのこだわりが伺えます。

FALCON は、その Noble Audio と協業するジョン・モールトン博士が開発した製品です。
ジョン・モールトン博士は、聴覚分野の博士号と「audiologist」(難聴の診断や補聴器の調整などを行う聴覚専門家)の資格を持っている方です。
更に昔から自分で補聴器やイヤホンも作られていた聴覚の専門家です。

この FALCON は耳に優しく、良いずっと聞いていられるイヤホンをコンセプトに作られています。
にも関わらず、2万円以下でフル装備とも言える機能を盛り込んだイヤホンと言うことで注目を集めました。

 

FALCON 製品仕様

チップセットQualcomm QCC3020(TWS Plus対応)
ドライバーΦ6mm Dual-layered Carbon Driver(D.L.C)
再生周波数帯域20Hz ~ 20kHz
マイク全指向性クアルコムCVC8.0
ノイズキャンセリング対応
Bluetooth仕様Version5.0/Class2/マルチペアリング対応
BluetoothプロファイルA2DP,AVRCP,HSP,HFP
対応コーデックSBC,AAC,aptX
本体電源DC3.7V 60mAhリチウムポリマー充電池(内蔵式)
充電端子充電ケース:USB Type-C
連続再生時間5.5時間(最大音量時)
10時間(70%音量時)
充電時間イヤホン本体:約1時間
充電ケース:約1.5時間
防水・防滴性能IPX7

操作方法
操作方法

パッケージ
パッケージ

付属品

付属品
・イヤホン
・ケース

付属品
・マニュアル
・巾着袋
・イヤーピース

 

【機能解説】対応コーデック

対応コーデックは SBC, AAC, aptX となっています。
iPhone、Android を含めて問題なく利用できます。

【機能紹介】充電ケースとバッテリー

充電ケースを充電するための端子は、今後主流になる USB Type-C です。
充電も早く、すぐに古い規格になることはないため安心できます。

充電ケースは約 1.5時間、イヤホン本体は約 1時間でフル充電されます。
この充電の短さに比べて、利用できる時間は長く、イヤホンはフル充電で最大 10時間再生できます。
ケースを合わせると最大で 40時間再生可能です。
イヤホン充電中は、赤色に点灯します。
イヤホン充電中は、赤色に点灯します。

ケースは、LEDで充電状況が分かるようになっています。
ケースは、LEDで充電状況が分かるようになっています。

更にケースは非常に小さく、持ち運びに困りません。
更にケースは非常に小さく、持ち運びに困りません。

【機能紹介】マルチペアリング

イヤホンは片方だけで利用することもできます。
また、左右のマスタースワップ機能を搭載れており、電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方をマスターイヤホンに自動的に切り替えてバッテリーの片減りを防止する仕様です。
イヤホンは片方だけで利用することもできます。

1度ペアリングの設定をした後は、ケースから取り出すと自動でスマホと接続されます。
ペアリングも早く、Pixel3 とセットで使っていますが、耳に装着する頃にはペアリングされています。

【機能紹介】防滴防水

IPX7 に対応しており、水深 1m以下に 30分以上浸しても問題なく使用です。
雨の中での利用も問題ありませんし、仮に水溜りやお風呂に落とした程度で壊れることはありません。

接続性

新宿駅や東京駅を経由して通勤していますが、その間に接続が切れることはありません。
ただし、とある病院近くで非常に電波が悪い場所を通ると音が途切れることがありました。
しかし、そこはスマホのインターネット回線もほとんど接続できない場所なので、仕方ないかもしれません。
何か妨害電波が出ているような場所ではければ、接続が切れることはないと思います。

 

音質

音質
私はそこまで音に拘りがある人間ではありません。
そのため、私が音楽を聞いてきた状況と比較させて頂きます。
利用しているスマートフォンは Pixel3 になります。

以前は SHURE SE215 を使っていましたが、明らかに Noble Audio の FALCON のほうが良いです。
SHURE SE215 との比較では、好みとかではなく、これは明らかに違いました。

私は小さなライビハウスから大きなホールまで、ライブを見に行く人間です。
FALCONで音楽を聞いた場合、ホール会場のよう臨場感があるような危機心地でした。
しかし、音のバランスは良くとても自然に聞こえてくるため、耳への負担は少ないと思います。
上質なスピーカーがあるプライベートな空間で、自分のために演奏されているような感覚でした。

 

ノイズキャンセリングについて

勘違いしやすい点ですが、イヤホンにノイズキャンセリングは備わっていません。
イヤホンに付いているマイクには、ノイズキャンセリングが備わっています。
ただし、密閉性は高くいためそこまで気にしなくても良いと思います。

 

耳の負担に対する配慮

耳の奥にフィットするような形になっており、大音量を出さなくてもしっかりと音の粒が聞こえます。
そのため長時間音楽を聞いていても耳への負担が少ないと感じました。
本体の重さも1つ 5g ほどのため、長時間装着していて耳が痛くなることもありませんでした。

まとめ

欲を言えばケースには少し不満があります。
ケースは安っぽさがあり、少し滑りやすくもあるため、落とさないように気をつける必要があります。
そのため、巾着袋は傷の防止やケースを落としにくくするという意味で重要な存在です。
余談ですが、私は巾着袋に入れて玄関に吊るし、出かけ際に忘れないようにしています。
そのため、巾着袋は傷の防止やケースを落としにくくするという意味で重要な存在です。

 

総合的な性能で言うと高いクオリティに仕上がっており、同じ価格帯の完全ワイヤレスイヤホンで勝負できる製品は少ないと思います。
ペアリングの速さ、接続性、充電速度、利用時間、音のバランスと耳への負担、どれを見てもストレスになるものがありません。
全ての機能が上質なラインで作られ、これがあたりまえにできることはユーザにとって大きなメリットだと思います。

お店でも視聴できますので、ぜひ一度確かめて見てはいかがでしょうか。

お値段は 1,8万円と安くはありませんが、AirPods Pro の価格帯でも勝負できます。
AirPods Pro と比較してもノイズキャンセリングさえ気にしなければ、その他の機能は、同等以上の性能だと思います。

 

アイキャッチ

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