壁掛けできるパワフルでおしゃれな空気清浄機Rabbit Air Minusa2
壁掛けできるおしゃれ空気清浄機 Rabbit Air MinusA2 を購入しました。
Rabbit Air Minusa2 の使用感やメリット・デメリットについて、レビューを兼ねてご紹介します。
Rabbit Air MinusA2 とは
MinusA2 は Rabbit Air社から販売されている空気清浄機です。
空気清浄機といえば、置く場所に困るイメージが強いかと思いますが、MinusA2 は壁掛けできるため場所を取りません。
更に最大45畳まで空気の清浄ができ、広い間取りにも対応できます。
コストパフォーマンも大変良く、一ヶ月つけっぱなしでも電気代は 98.38円と 100円を下回ります。
高感度な「ニオイ・粒子センサー」が空気の汚れ具合を敏感に感知し、「自動モード」では、空気品質に応じて自動でモードを切り替え常に部屋の中の空気をきれいに保ちます。
ユーザは最初の設定さえ行えば、その後は設定を変更する必要はなく、MinusA2 が自動で対処してくれます。
機械音痴でも大丈夫か心配する必要は無く、老若男女問わずおすすめできる空気清浄機です。
デザイン性
MinusA2 はフロントのパネルを交換することができ、お部屋に合わせて好きなデザインに変更することができます。
シンプルな白は近未来感があり、人気のデザインです。黒は高級感があります。
また、スターウォーズやデイズニーなど子供も喜ぶデザインや葛飾北斎の浮世絵などの和柄もあり、インテリアとしても期待できます。
幅広いデザインで多くの部屋に合わせることができます。
更に空気清浄機としては非常に珍しく、壁掛け空気清浄機として利用できます。
空気清浄機としての使用感
本体サイズ
クイックスタートの用紙が A5程のサイズです。
横からの写真ですが、多少厚みがあります。
壁掛けできるデザインなので、プラズマクラスターなどと比べると薄いです。
大きさは以下をご覧ください。
リモコン
付属のリモコンはとてもシンプルです。
アプリ
アプリを使うには、アカウント登録が必要です。
アプリを利用する際は、BluetoothかWi-Fi経由で接続します。
Wi-Fiスは 2.4GHzのみ対応で 5GHz には対応していません。
ほとんどの操作はアプリから行えるため、リモコンよりもおすすめです。
空気清浄の性能
設定は本体のフロントのボタン、リモコン、アプリから行います。
オートモードにしておくと、ニオイや空気の汚れなどの空気品質を高感度センサーが自動で感知して、空気清浄のパワーが変更されます。
フロントパネルのラインが青の場合は空気がきれいな状態で、赤になると空気の品質が悪いことを示します。
空気清浄のパワーが最大になるとテレビの音が聞こえないほどではありませんが、多少うるさいです。
ちなみに空気の品質が良い場合は、静音モードで稼働しますが、この場合はほぼ無音です。
フィルター
アプリからはフィルタの寿命も確認できます。
フィルターは5枚の高機能フィルターにより構成されており、その内の使い捨ての交換フィルターの寿命は約1年です。また、使い捨てではないフィルターは1ヶ月に1回清掃する必要があります。
掃除のしやすさは、可もなく不可もなくで目新しさはありませんが、フィルターの取り外しは壁掛けしていてもそのまま取り外しできるため、その点は高評価です。
交換フィルターは、用途や環境に合わせて「細菌」、「ペット」、「毒素」、「消臭」に特化したものを選択できます。
細菌フィルター
空気中の細菌、カビ、ウイルスが付着した粒子を捕え、軽減するよう設計されています。免疫力の低いお子様やお年寄りの方、また空気中の粒子に敏感な方に最適です。
ペットフィルター
ペットのフケとアレルゲンを捕らえて低減するよう設計されています。ペットを飼われているご家庭、ペットのニオイやフケが気になる方に最適です。
毒素フィルター
空気中の揮発性有機化合物（VOC）およびその他の化学物質を捕らえて低減するよう設計されています。オフィスや新しい家や改装された家に最適です。
消臭フィルター
ペット、タバコ、葉巻、料理、カビなどの臭気を捕らえて低減するよう設計されています。お部屋の様々なニオイが気になる方に最適です。
壁掛けしてみた
壁掛けをする際は別売りの壁掛け金具を購入する必要があります。
まずは、専用の壁掛け金具を壁に取り付けます。
取り付けた金具に、MinusA2 を引っ掛けると設置完了です。
取り付けの際に数カ所ネジで固定するため、賃貸では難しいかもしれませんが、取り付け自体は難しくありません。
なお、前述した通りフィルタ掃除の際は、壁掛けしたままできます。
メリット
壁掛けできる
壁掛けできる大きなメリットは、足元がスッキリすることです。
ルンバ等のロボット掃除機を使用している場合は、床に物を置くのは避けたいため、壁掛けできる空気清浄機は相性が良いです。
我が家もロボット掃除機がありますが、空気清浄機が傷つく心配もなく安心です。
また、デザインも良いためインテリアとしても活躍します。
壁掛けすることで、360度空気を吸い込む機能をフル活用できるメリットもあります。
デザインがシンプルかつ未来的
デザインがシンプルなため、色々な部屋に合わせることができます。
フロントのパネルは交換が可能なため、趣味から子供の部屋、更に洋室、和室問わず合わせることができます。
フロントパネルは、LEDを点灯/消灯させることができ、白や黒パネルとLEDの点灯を組み合わせると未来的なデザインで利用する事もできます。
自宅だけではなくオフィスでも使える
MinusA2 は 45畳まで対応するハイパワーな空気清浄機です。
そのため、オフィスのような広い空間でも十分に活躍します。
オートモード稼働で放置できる
最初のセットアップ以降は特に大きな設定を変更せず、オートモードで起動しておくだけで問題ありません。
あとは MinusA2 が空気の汚れ具合で自動でモードを調整してくれます。
後述しますが、電気代も安いため外出するからと言って電源を切る必要もありません。
面倒なことが嫌な人におすすめできる空気清浄機です。
アプリでもすべての設定を変更可能
リモコンや本体の前面のボタンを押すことでも操作できますが、アプリでの操作がおすすめです。
アプリ操作の場合、直感的なデザインとなっており、操作しやすい作りとなっています。
スマホから操作できる機能は限られているという空気清浄機と言うのはよくあるパターンですが、MinusA2 はすべての機能がアプリから利用できます。
省エネ
MinusA2 はつけっぱなしでも 1ヶ月100円以下 のお値段です。
もちろんこれは省電力で動いた場合ですが、ハイパワーモードになるのも1日30分程度であれば、150円程度ですみます。
空気清浄機を常に起動した状態で、このお値段は安いと言ってもいいのではないでしょうか。
デメリット
壁掛けする場合は、壁に穴を開ける必要がある
壁掛けする際にネジで固定するため、賃貸では使いにくいかもしれません。
ホームセンターで穴を塞ぐ粘土も売っているため、それらで埋めれば引っ越しの際に見逃してもらえることもあります。
こればかりは100%見逃してもらえる保証はないので、賃貸の場合はある程度の覚悟もって設置しましょう。
まとめ
Rabbit Air MinusA2 は、空気清浄機としての機能も申し分ありませんが、その他にも使いやすい工夫が盛り込まれた空気清浄機です。
空気の汚れ具合によって自動でモードが切り替わるため、電源をつけておくだけで活躍します。
実際に使ってみると、フィルターの掃除のときに電源を切るくらいで、その他に設定を変えることはありませんでした。
ちなみに料理する際は、換気扇を回さないと Rabbit Air MinusA2 がフル稼働してしまうため、必ず換気扇を回しましょう。
フルパワーにならなければ、Rabbit Air MinusA2 はとても静音です。
フルパワーになると音は少し気になりますが、あっという間に部屋の匂いがなくなるくらい強力です。
壁掛できる空気清浄機は、現状 Rabbit Air MinusA2 だけです。
欧州では IKEA から壁掛けできる空気清浄機が発売されましたが、日本では未発売です。
また、IKEA の空気清浄機が日本に販売された場合でも、Rabbit Air MinusA2 と差別化できます。
IKEA の空気清浄機は Rabbit Air MinusA2 よりも狭い空間の利用となり、寝室に使うのが良いでしょう。
Rabbit Air MinusA2 は広い部屋をカバーできるため、リビングの利用に最適です。
デザインも選べるため、どんなお部屋でも馴染みやすいのも大きなポイントです。
壁掛けすることで床の掃除もしやすくなります、空気清浄機は置く場所に困るという概念が無くなりました。
値段も最新のプラズマクラスターなどと比べても、Rabbit Air MinusA2 の方が安いため、とてもおすすめです。