Hueのブリッジを使ってIKEAのスマート照明TRÅDFRIを使う方法

Hueのブリッジを使ってIKEAのスマート照明TRÅDFRIを使う方法

Hue のブリッジと IKEA TRADFRI を連携してみたので、その方法を書き残しておきたいと思います。
Hue のブリッジは同じ通信規格の Zigbee に対応している電球であれば純正じゃなくても使用できます。

今回使用したのは以下の 2つだけです。

  • Philips Hue Bridge
  • IKEA TRÅDFRI LED電球

 

IKEA のスマート照明を使う大きな理由としては、Hue 純正の電球より安く手に入ることです。

Philips Hue が 1球3300円に対して IKEA の LED電球は 1800円から販売されています。

もう一つ理由があるとすれば、Philips Hue は E26(26mm)サイズしかありませんが、IKEA の LED電球は E26(26mm) 以外に E17(17mm)サイズも販売しています。
ですが、一般的には E26(26mm) を使用していると家庭が多いと思います。

IKEA で販売されている電球の種類と違いについては、コララの記事にまとめています。

IKEAのスマート照明TRÅDFRIの違いと選び方

 

ここまでくると IKEA で全てスマート照明を揃えたいのですが、電球をまとめてコントロールできるブリッジが売られていません。
こちらも別の機会に書きますが、ブリッジが無いと電球のグループ化やルーム単位で操作したり、Google Home と連携ができなかったりします。
これでは、リビングの電球をまとめて消すことができません。

そこで Philips Hue Bridge を別途購入する必要がでてくると言う訳です。

前置きが長くなりましたが、実際の設定方法をご紹介します。

 

前準備

  1. Philips Hue Bridge と IKEA TRÅDFRI を連携するには、スマホアプリが必要です。
    iPhone の場合は Hue Lights をダウンロードします。
    ‎Hue Lights
    Price: Free+

    Android の場合は Hue Essentials をダウンロードします。
    Hue Essentials
    Price: Free
  2. Philips Hue Bridge に LANケーブルと電源ケーブルを接続
    Philips Hue Bridge に LANケーブルと電源ケーブルを接続付属の LANケーブルは短いため、設置場所が遠くなる場合は注意してください。
    付属の LANケーブルは短い

 

 

Philips Hue Bridge と IKEA TRÅDFRI の連携

今回私は Android(Hue Essentials) を使用してセットアップしました。
iPhone でも大きな違いは無いと思います。

  1. アプリを起動すると簡単な紹介画面が表示されるため、[>] をタップして読み進める
    アプリを起動すると簡単な紹介画面が表示されるため、[>] をタップして読み進める
  2. [Philips Hue] をタップする
    [Philips Hue] をタップする
  3. 以下の画面が表示されたら、Hue ブリッジ本体のボタンを押す
    以下の画面が表示されたら、Hue ブリッジ本体のボタンを押す
  4. 以下の画面が表示され、Hue ブリッジが認識されるまで定期的に [>] を押す
    ※私は 3~5分ほどで次の画面に進みました
    以下の画面が表示され、Hue ブリッジが認識されるまで定期的に [>] を押す
  5. アプリのホームが画面が表示されたら [三] をタップ
    アプリのホームが画面が表示されたら [三] をタップ
  6. [すべてのランプ] をタップ
    [すべてのランプ] をタップ
  7. [+] をタップ
    [+] をタップ
  8. IKEA TRÅDFRI を取り付け電気を点ける
  9. [タッチリンク] を IKEA TRÅDFRI が点滅するまでタップし、[ライトを探す] をタップ
    [タッチリンク] を IKEA TRÅDFRI が点滅するまでタップし、[ライトを探す] をタップ
    ランプが追加されたことを確認します。
    ランプが追加されたことを確認します。

 

2個目以降の IKEA TRÅDFRI の連携

2個め以降も同様ですが、[タッチリンク]→[ライトを探す] の流れは同様ですが少し注意が必要です

[タッチリンク] を押しても既に接続されているランプが光り、新しいランプを認識してくれません。

なので、設定が終わったランプを電気が点かない程度に接触を緩め、設定済みのランプが物理的に電気が点かない状態にします。
これを全ての Philips Hue Bridge が全ての IKEA TRÅDFRI の認識をし終えるまで繰り返します。

全ての IKEA TRÅDFRI を認識したら電気が付くように、再度電球を差し込んでいきましょう。

 

ランプのグループ化

  1. アプリのホーム画面で [+] をタップ
    アプリのホーム画面で [+] をタップ
  2. [グループの名前]、[ルームタイプ]、登録するランプにチェックを入れて [保存] をタップ
    [グループの名前]、[ルームタイプ]、登録するランプにチェックを入れて [保存] をタップ

 

設定自体は、ここまでで終了です。

 

操作方法

  1. グループを開きパレットマークをタップ
    グループを開きパレットマークをタップ 明るさや色をまとめて変更できます。
    明るさや色をまとめて変更できます。 ランプ単体をタップすれば、1個だけ色を変えることもできます。

 

ただ、Philips Hue Bridge と IKEA TRÅDFRI の連携が終わってしまえば、純正の Hue アプリのほうが分かりやすく、シーンの作成などもできて良さそうです。

‎Philips Hue
Price: Free
Philips Hue
Price: Free

 

別の記事で Alexa や Google Home から音声操作できる設定方法についても紹介しています。

Google HomeでHue bridgeに繋がる照明を操作する方法

AlexaとHue bridgeを連携して音声操作する方法