Sonos のアカウントの考え方は最先端、別端末や自分以外が操作する場合は?
- 2019.10.03
- Sonos
- 設定, Sonos, My Sonos アカウント, 管理
この記事では Sonos のアカウントの考え方をまとめました。
Sonos のアカウントの考え方は全く新しく、従来一般的だったアカウントに機器が紐づくようなものではありません。
『My Sonos アカウント』について
『My Sonos アカウント』はアプリをダウンロードした際に、初期設定の途中で作成することになります。
このアカウントは、以下のような役割を果たします。
- マイ Sonos 設定情報管理
- Wi-Fi 接続設定情報
- IFTTT 連携時の利用
上記のような設定は、『My Sonos アカウント』でログインした場合にしか、設定できません。
重要な設定だけは、『My Sonos アカウント』でログインできる人だけと言う捉え方でいいと思います。
その他の情報はスピーカー自体で情報を保持しています。
また、Sonos 公式サイトで、購入する際に登録できるアカウントは、『My Sonos アカウント』とは別のものとなります。
Sonos のスピーカーは、ネットワークに紐づく
Sonos のスピーカー自体は、『My Sonos アカウント』内で管理されている訳ではありません。
基本的には家庭内のネットワークに紐付いて管理されます。
そのためネットワークに繋がっている端末であれば、どの端末からもスピーカーの操作が可能です。
ネットワークに繋がってさえいればログインをする必要はありません。
Sonos を操作するためには
Sonos で音楽を再生をしたり、スピーカーの組み合わせを変更する方法を解説します。
スピーカーの組合わせとは、複数のスピーカーをグループ化したり切り離したりして、音楽再生する範囲を変更できる機能です。
必要なときだけキッチン用にしたり、通常はリビングのグループの 1つとして組み合わせたりできます。
これらの操作は、スマホやタブレットがネットワークに繋がっているだけで行なえます。
Sonos アプリは、ネットワーク内にある Sonos スピーカーを自動的に認識します。
また、スピーカー側でも Apple Music、Spotify、Google Play Music などの「ストリーミングサービスアカウント情報」を保持しています。
そのため、アプリをインストールしたばかりでも、これまでに登録したストリーミングサービスを使って音楽を楽しめたり、スピーカーの組み合わせを変更したりできます。
もちろん複数のストリーミングサービスを利用していれば、Sonos アプリ上から全てのストリーミングサービスから曲を選ぶことができます。
例えば Apple Music と Spotify を利用している場合も、両方のアプリを起動する必要はなく、Sonos アプリだけで管理できます。
Sonos のアカウントの考え方が活躍する場面
例えば友人や親戚が遊びに着た場合、Sonos アプリをインストールすれば、好きな音楽を再生してもらうことができます。
わざわざ自分の端末を貸して操作して貰う必要はありません。
「今は私が好きな曲流しているから、次は君が曲を選びなよ」と言うことが簡単にできます。
子供に色々な変更をさせたく無い場合は、「My Sonos アカウント」にログインしていない端末を渡でば良いのです。
また、スピーカーを追加で購入しても、毎回 Wi-Fi のパスワードを入力する必要もありません。
スマホの画面をポチポチ押して行くだけで、登録が完了します。
ネットワークに追加されたスピーカーは、既存のスピーカーと設定が同期されている状態となります。
そのため、毎回ストリーミングサービスのアカウント登録する必要もありません。
Wi-Fi の重要性
このように Wi-Fi(場合によっては有線) にさえ端末が繋がっていれば、どのスマホ、タブレットからでもスピーカーで音楽が再生できます。
非常に便利な半面、誰にでも Wi-Fi のパスワードを教えてしまうと自宅のネットワークのセキュリティも気になるところです。
家族以外には、ゲスト用の SSID を教えるなど工夫をしましょう。
まとめ
簡単にまとめると、Wi-Fi に繋がっていれば、誰でも音楽再生ができますが、詳細な設定は『My Sonos アカウント』が必要と言うことです。
スマホを買い替えても面倒な設定の引き継ぎは皆無です。
スピーカーをいくつ増やしてもネットワークにだけ登録すれば、あとはどの端末からも曲の再生ができてしまいます。
私はこの Sonos のアカウントの考え方が革命的だと思っています。
海外ではこのような考え方のスマート家電が増えてきているそうです。
ユーザの利便性を考えて、使いやすく設計されたスピーカーだと思います。
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