自立する低温調理器「Razorri RZ-09」を買ってみた!初期設定や使い方を解説

自立する低温調理器「Razorri RZ-09」を買ってみた!初期設定や使い方を解説

先日、低温調理器「Razorri RZ-09」を購入しました。

低温調理器とは、水温を一定温度に保つことができるキッチン用品です。

水温を一定時間低温を保つことにより、肉を柔らかい状態を維持しつつ殺菌することができます。
低温調理器を使うことによって、ローストビーフ、柔らかくミディアムレアなステーキ、魚のムニエルを簡単で作ることができます。

代表的な低温調理器は Anova で、私も購入候補として考えていました。

 

 

例えば、低温調理器を使ってローストビーフを作る場合の料理工程は以下のようになります。
低温調理器を使ってローストビーフを作る場合の料理工程は以下のようになります。

  1. 肉に多めの塩胡椒を練り込む
  2. ビニール袋に肉を入れ、ビニール袋の空気を抜く
  3. 水温を 57度に保ち 肉を入れて 3時間放置
  4. 強火肉の表面に焼き目を入れる

これでレストランで出てくる柔らかくジューシーな、ローストビーフを作ることができま。
詳しいレシピは別の記事でご紹介します。

 

そんな低温調理器ですが、各社から販売されており多くの種類があります。

はじめはコンパクトな Anova nano が欲しかったのですが、発送待ち状態が続いていたため Razorri RZ-09 を購入しました。

 

まずは、Razorri RZ-09 を購入する決め手となった特徴等をご紹介します。

 

Razorri RZ-09 の特徴

自立する

多くの低温調理器は、低温調理器本体だけでは自立しません。
Razorri RZ-09 は本体だけで自立するため、使い終わったらキッチンの端にタオルを引き、そのまま立てて乾かすことができます。
自立しない場合は、壁に立てかけるか寝かせて乾かす必要があります。

Razorri RZ-09 は壁に立てかける工夫もいらず、省スペースな環境で乾かすことができると言うメリットがあります。

低温調理器を使用した後に「片づけるのが面倒くさい」と言う状況を回避できます。

 

クリップ式で設置が簡単

多くの低温調理器を鍋に固定する場合、ネジで止める必要があります。
Razorri RZ-09 は背面にクリップが付いているため、ワンタッチで鍋に取り付けできます。

Anova などのネジで鍋に固定するタイプの低温調理器は、若干煩わしさがあります。
使用する前に「ネジで取り付けるのが面倒くさい」と言う状況を回避できます。

自立することと同様に簡単に使える積み重ねが、長く使っていくための秘訣だと思います。

 

Wi-Fi で低温調理器を設定

これは低温調理器の中でもメジャーな機能です。
水温、時間をスマホアプリから操作でき、時間になるとスマホに通知がきます。
スマホで残り時間が確認できるため、わざわざソファーから移動する必要もありません。

 

Razorri RZ-09 は、設定した時間が経過しても自動で電源が切れることがない点に注意が必要です。

 

 

本体とパッケージ

パッケージ(表)
パッケージ

パッケージ(裏)
パッケージ(裏)

本体
本体

 

使用方法

  1. クリップを使って本体を鍋に固定した後に、電源プラグをコンセントに差し込み本体を起動する
    電源プラグをコンセントに差し込み本体を起動する

    電源プラグは 3P なので、2P 変換アダプタを用意しておくと良いでしょう。

  2. スマホアプリ “Cook Pro” をダウンロード
    ‎Cook Pro
    Price: Free
    Cook Pro
    Price: Free
  3. アプリを起動して [+ Connect to device] をタップ
    アプリを起動して [+ Connect to device] をタップ
  4. Wi-Fi の SSID とパスワードを入力して [Have a long pressed 3 seconds] にチェックを入れて [Next] をタップ
    Wi-Fi の SSID とパスワードを入力して [Have a long pressed 3 seconds] にチェックを入れて [Next] をタップ
  5. 接続中の画面になることを確認
    接続中の画面になるため、本体液晶に表示される電源ボタンを 3秒以上押す
  6. 本体液晶に表示される電源ボタンを 3秒以上押す
    本体電源ボタン

    3秒押すとピッを音がなるため、接続完了です。
    音がなっても画面表示が変わらないため、アプリのトップに戻って On-line となっていることを確認してください。
    スマホのトップに戻って online となっていることを確認
  7. [Set Time] で時間設定、[Set Temp] で温度設定を行う
    [Set Time] で時間設定、[Set Temp] で温度設定を行う
  8. 時間と温度を設定すると、アプリの電源ボタンをタップし、低温調理を開始する
    時間と温度を設定すると、アプリの電源ボタンをタップし、低温調理を開始する

 

時間と温度の設定は本体側でも操作可能です。
時間と温度の設定は本体側でも操作可能です。

Current Temp は現在の温度です。
Current Temp は現在の温度です。

設定温度近くまでコンロの火を使って水温を上げておくと早く低温調理を開始できます。
温度を上げすぎた場合は、水を足して調整しましょう。

 

まとめ

低温調理器は、面倒な火加減の管理をせずに、手軽に低温調理が楽しめます。
先日初めてローストビーフを作りましたが、とても簡単に作ることができました。

設置から片付けまで簡単にできるため、 Razorri RZ-09 は面倒くさがりの人におすすめできる低温調理器です。
長く繰り返し使い続けるためには、少しでも面倒な作業を省くことが大切だと思っています。

 

面倒くさがり屋なので、 Razorri RZ-09 は私にピッタリの低温調理器でした。

 

低温調理に使える折りたたみコンテナを見つけました。

低温調理ユーザ必見!省スペース折りたたみコンテナ

 

 

2018/08/31:ローストビーフのレシピを公開しました

【低温調理】ローストビーフを作り、その肉汁からクリームソースを作る